こちらの記事では私が姉からお下がりでもらったり自分で買ったりして参考にした本をご紹介します。
離乳食の本、たくさん出ていますが、本によってその時期に食べられるものの種類が微妙に違ったり量の幅(〇〇g~〇〇gなど)が違っていたりします。
基本的にちゃんとした出版社から出ているものなら心配いらないとは思いますが、私は心配症なので何冊か所持しておいて複数の情報から自分なりに解釈していくようにしています。
また、アレルギーやその予防に対する考え方や離乳食を与える時期などは数年前と今では変わっていることがあります。
たとえばアレルギーとして代表的な卵。
厚生労働省が策定する「授乳・離乳の支援ガイド」が今年3月に12年ぶりに改定されましたが、その前から小児科やアレルギー科によっては進め方の指示が変わってきていました。
以前までは7~8ヶ月までは与えない、としていましたが、今回の改定で5~6ヶ月頃に前倒しになりました。
早めに与えていた乳幼児の方が、その後のアレルギー発症率が低くなる研究結果が出たそうです。
このように、与え方進め方に関する様々な変更は、日々学者様達が努力して研究をすすめてくれている結果です。なるべく最近出版されたものを用意するか、少し前に出たものなら内容を鵜呑みにせずに小児科やアレルギー科の先生に相談したり、自分でよく調べたりして進めていくようにしましょう。
と、前置きはしましたが、やはりきちんとまとめられている書籍は持っていると安心できます。
私もこのブログで自分の実践結果をすべて公開していきますが、経済的、気持ち的余裕があって買ってもいいかなと思われる方は持っておくとよいと思います。
それでは紹介していきます。
まずは5ヵ月~1歳6ヶ月までの離乳食全期間を通して使える本がこちらの2冊。
2つの違いは、大きくはレシピを紹介するページの配置かなと私は思います。
「はじめてママ&パパの離乳食」の方では、各離乳食期(ゴックン・モグモグなど)の説明といくつかのレシピ紹介ページの後に続いて食材ごとにページが分けられ、食材のページに各期に合わせたレシピがまとめて載せられています。
「はじめての離乳食」の方では、食材ごとのページはなく、各離乳食期の説明のあとにその時期のレシピがたくさん紹介されています。
もちろんどちらも巻末に素材別INDEXがあるので、
「今日はコレを使いたいワ!」
という時に探す手間と考えると使い勝手はそんなに変わらないかな、とも思います。
それでも強いて言うなら・・・
食材からメニューを選びたい方は前者、
月齢でなんとなくパラパラ見ながらメニューを決めたい方は後者
かな~?
また、掲載されている食材も少し違っています。
きゅうりがあったりなかったり・・・
ほたてがあったりなかったり・・・
(これ、本を持っている方ならおわかりになると思うけど載っている方も「きゅうりとホタテの中華煮」というレシピ1つだけです笑)
もし、両方の本でそれぞれ何種類の素材が載っているのか数えてほしい!
という方がいらしたらコメントしてください。そしたらがんばります。
以上、離乳食全期で使える参考本でした。次回は離乳食期別の本を紹介します。